埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1203
■ 種類 学会発表
■ タイトル わが国における大気中亜硝酸ガスの挙動
■ 著者 野口泉    北海道環境科学研究センター
山口高志    北海道環境科学研究センター
友寄喜貴    沖縄県衛生環境研究所
松本利恵    埼玉県環境科学国際センター
井上広史    愛知県環境調査センター
中谷泰治    大阪府環境農林水産総合研究所
野中卓    和歌山県環境衛生研究センター
桑尾房子    高知県環境研究センター
林健太郎    (独)農業環境技術研究所
松田和秀   
   
■ 出版元 (社)大気環境学会
■ 出版年 2010
■ 誌名・巻・号・年 第51回大気環境学会年会、平成22年9月10日
■ 抄録・要旨  北海道から沖縄まで全国10地点でフィルターパック法による亜硝酸ガス(HONO)濃度の測定を行った。HONOの年平均濃度は騎西、札幌、豊橋で高かった。  HONO生成ではNO2と水との不均一反応の寄与が大きいと考えられ、HONO/NO2比の挙動は重要である。HONO/NO2比は、NO2濃度が低く、年間を通して大気中水分量(絶対湿度)の多い辺戸岬では大きい値で推移し、NO2濃度が高く、絶対湿度が比較的低い都市部の札幌北などでは小さい値で推移した。豊橋や騎西ではHONO/NO2比に季節変動が見られ、NO2濃度が低く、絶対湿度が高い夏に大きい値を示す傾向にあった。しかし、夏でもNO2濃度がかなり高い大阪ではHONO/NO2比の増大は明確ではなかった
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